同じ魚の脂にたくさん含まれている高度不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)、これはDHAによく似た構造をしています。炭素の鎖がDHAは2つ長く、二重結合がDHAは6つですがEPAは5つという違いをのぞけば非常に似たものです。しかしEPAは同じ量を食べても、脳の中に到達しません。DHAは脳に到達します。つまり選択性があります。脳の脂肪酸を分析すると、EPAはまったく検出されません。ところが、脳の中のリン脂質にはDHAが部位によっては20%近く、とくに記憶をつかさどる海馬には25%くらい入っています。そのくらい多く含まれています。たくさんあるということは、何かしているからです。これがないというのは、脳の中であまり必要がないからです。だからDHAというのは、脳にとっては非常に必要なものだという推論がまずなされます。つまり作業仮説です。だからどうしてそこにDHAが入ってきて、そしてDHAは脳の中でいったい何をしているのか、EPAはないけれどDHAが必要な理由はいったい何だろうかということです。
[参考]
サントリーウエルネスオンライン通販のDHA
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
→ DHA & EPA詳細情報