信用業界において「延滞」は情報上のカスリ傷にすぎず、即生命を脅かすものではない。といっても、カスリ傷の処置を怠るとそこからバイ菌が入って化膿したりするので、早急な手当は必要だ。」小さなコト木を見て森を見ず、とでもいえばよいか。誤解はしないでほしいことは、「自分が利用している会社の延滞」はあまり重要ではない、といっているわけではない。消費者信用産業のなかで、「延滞」をしてしまうことはできれば避けたいことだ。それが決して悪意のない「うっかり忘れ」であっても「たった1日」という安直な考え方は、これから先「信用人生」を歩んでいくうえで命取りになりかねない。1日でも10日でも「延滞は延滞」である。まず、これはしっかりと肝に銘じておきたい。
バブル崩壊前後、銀行が新たなビジネスとして注目したのが、大きい消費者金融、つまり無担保ローンだった。金利が高く儲けが従来、銀行は企業を主要な融資対象としていたのだが、不況の影響で企業の借り入れが少なくなったため、個人の消費者を対象にする小口の融資に力を入れざるを得なくなったのである。現在のメガバンクのなかには、消費者金融会社を傘下におさめているところもあり、着々と提携を深めているが、当初は銀行の消費者向けローン事業は、あまりうまくいっていなかった。その理由は、審査・回収ノウハウが不足していたから。無担保でお金を貸す消費者金融業は、事前の審査に力を注いできた。審査のときに延滞情報であるブラックリストしかチェックしない銀行と異なり、消費者金融では、誰がいま、どこでどれだけ借りているかという「ホワイト情報」を、全国信用情報センター連合会へのアクセスによって入手してきた。つまり、顧客にあといくら貸せるかを見極めることができたのだ。
景気が過熱すると、株式相場も過熱気味となり、バブルの様相を強めます。しかし、景気の失速懸念が強まると、相場は大暴落に見舞われ、それを境に下降相場に転じます。為替相場にも株式相場に似たパターンで変動する傾向があります。円高・ドル安が一定期間(長い時で5〜6年)続いて、かつてない円高・ドル安の水準まで到達すると、早晩、為替相場の流れが変わって、円安・ドル高の方向に大きくフレるようになります。そして、かつてない円安・ドル高水準に到達すると、早晩、逆の動きに移行します。このように為替相場では、円高・ドル安と円安・ドル高のパターンを繰り返しているのです。ということは、歴史的な円高・ドル安局面を迎えたら、資金を積極的に外貨預金に移し、為替差益を狙うというのが有効な投資法になります。そして、歴史的な円安・ドル高がやってくるまで3年でも5年でも待ち続けるのです。歴史的な円安・ドル高がやってくれば、外貨預金を解約して、円に戻しておき、次の歴史的な円高・ドル安がやってくるのを3年でも5年でも待ち続けるのです。このような投資法を辛抱強くできる人は、外貨預金で資産を大きく増やすことが可能です。