予備校で「受験は自分で選択した道だろう。ならば、自分で道を開く努力をしなければいけないじゃないか」と、言い聞かせています。それを本末転倒した受験生が「やらされている」と勘違いしているのです。極端なことを言えば、行きたくない人は、大学進学の必要などありません。進学したい気持ちがあれば、「これほど勉強したことはない」と思えるほど、勉強する受験期を体験しておくことも、人生の大きな財産になるのです。受験生にとって最大の褒美は「あんなにやれたんだ」という経験。それに付随した有名大学、一流大学に合格したかは、別の次元の話で、「頑張り通した」という体験こそが、自分を支える自信になるという点で重要です。そのことが、社会人になってから、どれほど役立っているかは、大学受験を経験した親ならば、実感しているのではないでしょうか。ところが、嫌々ながら受験に臨んでいる子は、親や先生に「押しつけられた受験」と勘違いしているため、受験が辛くなるこの時期に行き詰まってしまう。原点に戻って、もう一度、何のため、誰のための受験かを考え直すことです。その点を正しく理解できれば、先憂後楽の意味するところも分かり、遊びに走る気持を抑えられるでしょう。結論は、勉強は大変だが、受動態的な勉強から、積極的な勉強に転換することが解決の道。
「中等教育学校」へ中高一貫校には、次の三タイプがあります。「A「連携型」異なる設置者による中学と高校とが教育課程編成などで調整する。B「併設型」中高が同じ設置者で、中学から入ると高校進学時に入試がない。C「中等教育学校」一つの学校が六年間一体で教育する。」中高一貫校は当初、過疎地で地元の中学生が高校受験の段階で都会に出てしまうのを防ぐために地元の中学と高校を連携させるというタイプが多かったのですが、次第に県庁所在地など都会地につくられるようになり、「併設型」や「中等教育学校」が多くなっています。といっても、まだ「連携型」のみの県も多数あります。岩手・山形・茨城・福井・岐阜・愛知・三重・大阪・奈良・島根・熊本。早い時期に開校した学校の多くは「ゆとりある学校生活」を教育方針として掲げていましたが、東京や京都など都会地に近年開校した進学校タイプの学校は「国際社会で活躍できるリーダーの育成」など、リーダーを育てることを教育方針として掲げることが多くなっています。
女子校のいちばん大きな特徴は、施設や学校行事が全て女子向けに考えられている点でも例えば、調理室・被服室など家庭科関係の教室が充実していたり、畳の礼法室があったり、楽器の独奏室があったり、カウンセリングの部屋が複数あったりします。また学校によっては、おしゃれなカフェテリアが作られ、メニューにはデザート類が充実していたり、フロアのあちこちに談笑スペースがあったりします。校舎のデザインも、女子校はいかにも女子校らしい淡い暖色系の色を基調として使っていたり、トイレや洗面所の設備に大変気を使っていたりします。「体育祭」「文化祭」「スキー教室」「海外研修旅行」などは共学校でも共通ですが、ただ同じ行事でも、「体育祭」のときに女子校ではよく『扇の舞』などのダンスを踊る(高3が演じることが多い)といったように、個々の種目では女子校らしさが見られます。